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味の素 グリナ®(GLINA) — 睡眠アミノ酸グリシンの機能性表示食品
味の素 グリナ®(GLINA) — 睡眠アミノ酸グリシンの機能性表示食品
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味の素 グリナ®睡眠ケア&ストレスケアは、機能性関与成分としてグリシン3,000mgとGABA 100mgを配合した機能性表示食品です。
・睡眠サポートに関わるグリシン
・ストレスケアに関わるGABA
を組み合わせた、サプリメントです。
睡眠の質と日中・就寝前のストレス緩和の両面に着目した設計です。
※本製品は、睡眠を直接治療するものではありません。光環境・就寝時刻・起床時刻といった基本的な睡眠習慣を整えたうえで、補助的に取り入れるセルフケアサプリメントとお考えください。
■ 摂取方法
1日1本を目安に、就寝前にそのまま、または水と一緒に摂取してください。
■ グリシンの研究 — グリシンと睡眠に関する論文紹介
グリナの機能性表示の根拠となっているのは、東京慈恵会医科大学 精神医学講座の研究グループによる報告(Yamadera W. et al., Sleep and Biological Rhythms, 2007)です。
この研究では、日常的に睡眠の問題を感じる健康成人11名を対象に、就寝前にグリシン3gまたはプラセボを2晩連続で摂取してもらう、単盲検ランダム化クロスオーバー試験が行われました。
ポリソムノグラフィー(脳波・眼球運動・筋電図を用いた睡眠の客観評価法)による解析の結果、グリシン摂取群では入眠潜時(寝つくまでの時間)の短縮および徐波睡眠(深いノンレム睡眠)への到達時間の短縮が確認され、翌朝の主観的な熟眠感・爽快感も有意に改善していました。
「寝つきの改善」と「深い眠りへの到達促進」が、客観指標と主観指標の両面から裏付けられた研究といえます。
■ 他にも報告されているグリシンの効果
他にも、グリシンには睡眠制限下での日中の疲労感を軽減する効果が報告されています。
Bannai M. et al., Frontiers in Neurology, 3 (2012) では、睡眠時間を25%制限した健康成人を対象に、就寝前のグリシン3g摂取により、翌日の疲労感が有意に軽減することが示されました。十分な睡眠時間を確保しにくい状況でも、グリシンが日中のコンディションを下支えする可能性を示唆する報告です。
■ 作用メカニズム
グリシンが睡眠を促進する作用機序については、Kawai N. et al., Neuropsychopharmacology, 40 (2015) で解明されています。
この研究では、グリシンが視交叉上核(SCN:体内時計の中枢)のNMDA受容体に作用し、末梢血管の拡張を介して手足からの放熱を促進、深部体温を低下させることが示されました。
私たちが眠りに入る際には、もともと深部体温が下がるという生理現象が起こりますが、グリシンはこの「眠りに入るための体温スイッチ」を自然な形で後押ししていると考えられます。
■ GABAについて
GABA(γ-アミノ酪酸)は、体内にもともと存在するアミノ酸の一種で、脳や神経の働きに関与する物質として知られています。私たちの脳は、活動を高める「興奮系」と落ち着かせる「抑制系」のバランスによって保たれており、GABAはこの「抑制系」に関わる代表的な物質です。
睡眠においての位置づけは、眠る力そのものを直接高める成分ではなく、心身がリラックスしやすい状態をつくることをサポートする成分です。日中の緊張が抜けにくい、布団に入っても考えごとが止まらない、気持ちが高ぶったまま夜を迎えてしまう——こうした状態では睡眠の質が低下しやすくなります。GABAは、このようなストレスや緊張が睡眠に影響しているケースで注目される成分です。
なお、GABAは睡眠薬のように眠気を引き起こす成分ではありません。睡眠薬のような入眠作用、途中覚醒を明確に改善する作用、無呼吸や不眠症を治療する作用といった医学的に確立した作用は確認されておらず、あくまで睡眠の土台となる「心の落ち着き」を整える補助的な存在と考えるのが適切です。
👉 参考コラム「GABA(ギャバ)とは?ストレスと睡眠の関係」
■ まとめ
安全性が高いサプリメントであることに加え、寝つき・熟眠感へのアプローチとしての作用機序が明確であることから、生活習慣の調整を前提としたうえで、補助的なセルフケアとして試す価値はあると考えています。
医療機関で処方される睡眠導入剤に踏み切る前のステップとして、あるいは光・食事・運動といった生活リズム調整と並行する底上げの一手として、ご自身の体感を確認しながら活用いただくのがよいでしょう。
■ ご使用上の注意
・本製品は機能性表示食品ですが、医薬品ではありません。
・特定の効果を保証するものではありません。
・多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。
・1日摂取目安量を守ってください。
・食物アレルギーのある方は原材料をご確認ください。
・持病のある方、服薬中の方、通院中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。
・妊娠中・授乳中の方は、医師にご相談のうえご使用ください
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
・本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
■ 医師からのひとこと
安全性が高いサプリメントであることに加え、寝つき・熟眠感へのアプローチ(グリシン)と、就寝前のリラックスサポート(GABA)という二方向の作用が組み合わされていることから、生活習慣の調整を前提としたうえで、補助的なセルフケアとして試す価値はあると考えています。
医療機関で処方される睡眠導入剤に踏み切る前のステップとして、あるいは光・食事・運動といった生活リズム調整と並行する底上げの一手として、ご自身の体感を確認しながら活用いただくのがよいでしょう。
睡眠に関する悩みが2週間以上続く、日常生活に支障が出ている、いびきや無呼吸を指摘されているといった場合は、自己判断せずに睡眠学会専門医へのご相談をおすすめします。👉参考コラム「日本睡眠学会の総合専門医ってどんな資格?」
■ 参考コラム
・「概日リズム睡眠障害とは?体内時計がずれる原因と6つのタイプ」
・「睡眠不足で学習効率はどうなる? ― 研究データから読み解く正しい知識」
・「メラトニンとは?睡眠ホルモンの働きと、光・食事・サプリで整える具体的な方法」
・「朝起きられず目覚ましを何回もかける人へ」
・「光と睡眠の科学:体内時計を整える光の使い方」
・「寝る前にスマホを見ると眠れなくなるのはなぜ? ― 光と脳の"覚醒スイッチ"の仕組み」
【執筆】
星野哲朗
日本睡眠学会 指導医・総合専門医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
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