GABA(ギャバ)とは?― ストレスと睡眠の関係から考える ―

GABA(γ-アミノ酪酸)は、体内にもともと存在するアミノ酸の一種で、
脳や神経の働きに関与する物質として知られています。

私たちの脳は、

・活動を高める「興奮系」
・落ち着かせる「抑制系」

このバランスによって保たれています。
GABAは、この「抑制系」に関わる代表的な物質です。


GABAと睡眠の関係

GABAは、「眠る力そのものを直接高める成分」ではありません。

睡眠においての位置づけは、
心身がリラックスしやすい状態をつくることをサポートする成分です。

・日中の緊張が抜けにくい
・布団に入っても考えごとが止まらない
・気持ちが高ぶったまま夜を迎えてしまう

こうした状態では、睡眠の質が低下しやすくなります。
GABAは、このようなストレスや緊張が睡眠に影響しているケースで注目される成分です。


なぜ「よく眠れる成分」と誤解されやすいのか

GABAはしばしば「飲めば眠れる」「睡眠のサプリ」
のように紹介されることがあります。

※GABAは睡眠薬のように眠気を引き起こす成分ではありません。

・睡眠薬のような入眠作用
・途中覚醒を軽減する作用
・無呼吸や不眠症を改善する作用

こうした作用はありません。

あくまで、
睡眠の土台となる“心の落ち着き”を整える補助的な存在と考えるのが適切です。


どのような方に向いているか

GABAは、次のような方に検討されることが多い成分です。

・日中のストレスが強い
・寝る前に気持ちが切り替えにくい
・まずは負担の少ない方法から試したい
・薬に頼る前に生活習慣を見直したい

一方で、
明らかな睡眠障害や日常生活に支障が出ている場合は、
サプリメントだけで対応するべきではありません。


まとめ

GABAは、よい眠りのための「環境づくり」を支える補助的な選択肢のひとつです。
睡眠環境の整備や生活習慣の見直しとあわせて、検討してみてください。

👉参考 GABAサプリ
DHC GABA(ギャバ): GABA含有200mg
Nestle(ネスレ) Pure GABA 【機能性表示食品】:GABA含有700mg
大正製薬 睡眠サポートカプセル  GABA+クロセチン

【監修】
星野哲朗(日本睡眠学会 指導医・総合専門医)


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