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不登校外来: 眠育から不登校病態を理解する (単行本)
不登校外来: 眠育から不登校病態を理解する (単行本)
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本書は、不登校の原因を「心」だけでなく、眠りという「体のリズム」から見直す
本です。「行きたくない」のではなく、脳がエネルギー切れを起こして「行けない」状態にあること。そして、その回復には「眠育」という正しい休息が必要であることを、医学的なエビデンスに基づき優しく解説します。お子さんを責める前に、そして自分を責める前に。家族が「今、何をすべきか」を明確にするための一冊になると考えます。
※単行本です(電子書籍ではありません)
本書の主な内容と特徴
不登校の医学的理解
不登校は「心の弱さ」や「怠け」ではなく、
・慢性的な疲労
・自律神経機能の破綻
・中枢神経系の疲弊
といった身体的・神経学的問題の表現型である可能性を示しています。
眠育(睡眠育)の重要性
睡眠の質や概日リズムの乱れが、不登校の発症や遷延に深く関与することを指摘し、
適切な睡眠指導(眠育)によって
・疲労の回復
・自律神経機能の再構築
・心理的安定
を促す治療的アプローチを解説している。
複合的要因の重視
本書では、いじめや家庭環境といった社会的要因だけでなく、
・起立性調節障害
・慢性疲労
・睡眠障害
といった医学的背景を重視し、不登校を多因子疾患として整理している。
本書が示唆する「不登校の病態像」
中枢性疲労
脳・神経系の機能が低下し、
「行きたくない」のではなく
「行くためのエネルギーが生理学的に枯渇している状態」。
自律神経系の乱れ
頭痛、腹痛、めまい、易疲労感などにより、
登校そのものが身体的に困難な状態
(起立性調節障害を含む)。
背景に存在しうる精神疾患
不安障害、抑うつ状態、発達特性などが、
睡眠障害・疲労を介して不登校という形で顕在化している可能性。
この本が、家族に『心のゆとり』を取り戻す理由
この書籍が重要なのは、
「不登校=心理」一辺倒の議論に、医学的ブレーキをかけた点にあると考えます。
睡眠・疲労・自律神経という視点を導入することで、
・子ども本人の自己否定を減らす
・家族の理解を深める
・医療的介入の余地を明確にする
という、臨床的にも社会的にも大きな意義を持つと考えます。
まとめ(臨床的メッセージ)
本書は、不登校を「叱る対象」でも「甘やかす対象」でもなく、
評価し、回復を支援すべき医学的病態」として捉えるための重要な一冊です。
特に、睡眠と疲労に着目した「眠育」という視点は、
現在の不登校・起立性調節障害・小児睡眠障害の診療においても、
重要な概念です。
👉参考コラム
・「人はなぜ眠るのか 睡眠の役割と3つの調節メカニズム」
・「ヒトは一日何時間眠ればよいのか」
本書の内容は、当サイトで解説している睡眠の基礎知識とも連動しています。
睡眠の役割や必要な睡眠時間について理解を深めたい方は、下記コラムもあわせてご覧ください。
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